中年英語好き

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場所: 町田市, 東京都, Japan

50代を目前に控えた中年サラリーマンです。中学・高校の英語教師の資格を取りましたが、バブル景気もあって一般企業に就職。ところが、なんと海外部門に配属され、本気で使える英語を身につけなければならなくなりました。その後、NY駐在も経験させてもらい、英語がライフワークの一つになりました。年男の年頭を機に、ブログを使って毎週の出来事を簡単な英語で紹介することにしました。自分の勉強にもなりますし、ブログをご覧の皆様のお役に立てれば幸いです。

2011年12月30日金曜日

ハワイ家族旅行4


9月22日(木)
卵の朝ごはんは長蛇の列
時差ぼけもあるのかもしれませんが、朝、きちんと早起きできなくなってしまいました。それでも、7時過ぎには歩いて、人気のある卵料理のお店に向かいましたが、なんと、40分以上待たなければならないとのことで、店の前にはこんな朝から列が出来ていました。それも、ほとんど全員が日本人です。旅行ガイドの影響は凄いですね。結局、またホテルに引き返す途中でいつもと別のABC Storesにいって、朝ごはんを調達して部屋に戻りました。サンドイッチとおにぎりとフルーツで、さっさと朝ごはんを済ませて、今日の予定を再確認しました。

予定通り、車を出してナビにDoleの文字を入れたのですが、反対方向を示します。やっぱりこのナビシステムはおかしいのでは、と、勝手に別の道に進んだところ、きちんと高速道路の入口を案内し始めました。どうも、一番乗りやすい高速の入口に向かわせたかったようです。確かに、どこでまがるのかわかりにくいところに行ってしまったようで、無駄な車線変更をしてしまい、クラクションを鳴らされてしまいました。それでも、無事高速に乗ることができ、安心してDoleに向かいました。

Dole, Pineappleのソフトクリーム

1時間程走ると、Dole Plantationに着きました。学校の校門のような佇まいで、中に入ると、あちこちにパイナップルが植えてありました。ここに来るまで、パイナップルは木の上の方になるものだと思い込んでいましたが、なんと、キャベツのように地面になるのですね。まだ、10時前だというのに、結構、見学客が沢山いました。さっきの校舎のような建物にはいると、お土産とソフトクリームを売っていました。かみさんはチョコレートやらなにやらいろいろ物色していましたが、子供は、記念の飾り物が気に入ったようで、一つ買ってあげました。また、ペニー硬貨を使った記念コインの機械を見つけました。子供はこういうのを喜んでやるのですよね。以前、ディズニーランドでもやったのですが、今回も、2人とも自分で絵柄を決めて記念コインを作っていました。
買い物も一段落したので、みんなでパイナップルソフトクリームを食べました。確かに果汁がぎっしり詰まっていて、美味しかったです。アメリカって、こういう天然のものがほんとに美味いんですよね。1時間弱しか居ませんでしたが、十分堪能して、ノースショアへ向かいました。

えびのガーリックソテー
松本かき氷店を見つけて、そこに駐車したまま、エビのガーリックソテーのお店を探したのですが、地図にはっきりと載っていないので、歩きながら探しました。10分程度歩いたのですが、更に歩く必要がありそうなことが判明、車を取りにもどり、改めてお店を探したのですが、わかりにくいところに発見。なんと、お店というのは、車を改良したものでした。それも、車体全体を落書きで埋め尽くしたオンボロ車で、紙皿でもてなすようなところでした。それでも、客が途切れることなく、次々とやってきます。ガイドブックにあるのと異なるメニューでしたが、きちんと望み通りエビのガーリックソテーを注文しました。これが、ほんとに美味しい。おかわりまでしてしまいました。指でえびの殻をひとつずつ剥きながら食べたので、にんにくの臭いが強く残りましたが、とにかくこの美味しさは強烈でした。ありそうでなかったものです、日本でも作れないかな?

Matsumotoのレインボーかき氷
そのあと、食後のデザートということで、松本かき氷店に行きました。ここも、客足が途切れることがなく、10分位並びました。子供たちは、レインボーというかき氷がお望みのようで、自分で英語で注文していました。なかなか積極的で微笑ましかったです。ほかのお客さんと一緒に木陰のベンチで食べていると、韓国から来ているという初老の夫婦が話しかけてきました。これから、ポリネシア文化センターに行くと話したところ、ショーの素晴らしさを語ってくれました。更に、途中に、ウミガメをそばで見られるスポットがあると教えてもらいました。子供たちは、結局、最後まで食べられず、途中で諦めて、ウミガメスポットを目指しました。

Sunset beachのウミガメ


海ガメスポットは、特に表示がなかったのですが、道路沿いに沢山駐車しているのを発見し、そこに私も駐車して浜辺におりていくと、そこに人だかりが出来ていました。法律で、亀に触れることは禁じられているとのことで、1m程度の距離で見られるのですが、触ることはできません。でも、70cm大の海ガメが休んでいました。他の観光客も写真撮影に没頭していました。

海に目をやると、ずーっと沖の方で、サーフィンをやっている人が小さく見えました。ノースショアは、サーファーにとって都合の良いいい波がくるようで、途中で沈没することなく、乗り続けていました。

子供たちは、波打ち際まで近づいていったので、少し足を濡らしてしまいました。乾かすために少し砂浜で海を眺め、30分ほどで車に戻って、Polynesian Cultural Centerに向かいました。韓国人の初老の夫婦のおかげで、とても貴重な体験が出来ました。

Polynesian Cultural Center
ここでは、いろいろなショーが楽しめるということでしたが、言葉の問題があり、子供たちはちょっとつまらなそうでした。ポリネシア民族に伝わる歌や踊りを披露しているのですが、ただ見ているだけでは飽きてしまいます。そんな中、ひとつ観客をステージに上げてセッションするものがありました。日本人の団体客の中から一人選ばれ即興でセションをしたのですが、英語でのコミュニケーションが出来ていなかったので、司会者の思惑通りに進められず、却ってそれが爆笑を呼んで盛り上がりました。

7時からのショーをみたいのでその前にバイキングディナーを取りました。浦和にホームステイしていたという若者が我々のテーブルの係で、少し話したのですが、浦和レッズのことを全く知らないようでした。本当に日本にいたのでしょうか?疑問です。
ショーまでまだ時間が有ったので、またまたお土産探しです。ここで、息子がどうしても太鼓が欲しいと珍しく自分にお願いをしてきました。まあ、折角の思い出なので買ってやりましたが、相当喜んでくれました。やはり、彼は音楽的な何かを持ち合わせているのかもしれません。
いよいよショーが始まりました。歌や踊りが素晴らしいのですが、前半は、それ程感動しませんでした。ただ、韓国人の初老の夫婦が、とてもいいショーだと力説していたので、後半も見ることにしました。すると、エンディング近くになったところで、松明に火を付けてそれを素手で回し始めました。これが物凄い迫力で、ダンサーの息吹が伝わってくるようでした。そして、なんとこの松明ショーが20分近くも続いたのです。これは、本当に素晴らしかった。息を呑む、という表現がありますが、まさにそんな感じでした。家族全員興奮していました。


興奮冷めやらぬ中、車で来た道とは反対側からホテルに向かいました。子供たちは疲れていたはずなのですが、松明ショーの興奮もあってか、きちんと起きていました。明日は、ハワイで遊べる最終日です。ホテルに着くやいなや、さっさとベッドで眠りました。